退院して初めて車いす生活を始めたとき、どんな福祉機器が必要なのかわからず、不安でした。でも、実際に使い始めて『これがあれば安心!』と思えるアイテムがたくさんありました。今日はその中から特に役立ったものをご紹介します。
電動車いす
• 役割: 長距離移動や坂道がある外出時に活躍。
• 感想: 手動車いすでは疲れやすかったけど、電動車いすにしてから移動の負担が激減しました。狭い場所でも操作しやすいコンパクト設計が便利です。
• おすすめポイント: 私が使っているのは「オーエックスの電動車いす」([商品リンク])。価格は高めですが、自治体の補助金で負担が軽減されました。
• 費用: 約30万円(補装具費の支給で自己負担が軽減)。
介護用ベッド
• 役割: 利用者の自立や快適性を向上させ、介助者の負担を軽減する。
• 感想: リクライニング機能で楽な姿勢を保て、長時間横になっても疲れにくいです。高さ調整が可能なので車いすへの移乗がスムーズで、介助者も腰を痛めにくいです。
• おすすめポイント: 私が使っているのは「パラマウントベッドの介護用ベッド」([商品リンク])。リモコン操作が簡単で、3モーターのため、ギャッチアップすると斜めになり安楽尿器を使っての排尿がし易いのがポイントです。
• 費用: 購入は約15万~50万円、介護保険適用でレンタルなら月額1,000~2,000円程度(自己負担1割~3割)。
床ずれ防止マットレス
• 役割: 長時間寝たままの状態でも体圧を分散させ、床ずれ(褥瘡)の予防をサポートする。
• 感想: マットレスの硬さや素材がちょうどよく、寝心地が良いだけでなく、体が痛くなりにくいです。低反発で表面の感触がやわらかく圧迫感の少ない寝心地を実現しています。
• おすすめポイント: 「パラマウントベッドのクレーターマットレス」([商品リンク])を使用しています。定期的なメンテナンスは不要で、夜間も安心して使用できます。
• 費用: クレーターマットレスは購入で約3万~10万円、介護保険適用でレンタル可能(自己負担1割~3割)。
※クレーターマットレスは、2025年1月現在、廃番らしく後継の「エバープラウド」というのを試しています。
屋外用スロープ
• 役割: 外出先から玄関での段差解消をサポートし、車いすでのスムーズな移動を可能にする。
• 感想: ミニタイプを使っていますが、しっかりしていて外出時も安心です。特に雨の日でも滑りにくい素材が使われており、安全性が高いと感じます。
• おすすめポイント: 私が使用しているのは「シンエイテクノのダイヤスロープ屋外用」([商品リンク])。幅広で安定感があり、設置もワンタッチでできるのが便利です。自宅の玄関や外出先での階段・段差をスムーズに乗り越えられます。
• 費用: 購入で約4千~5万円、自治体によっては介護保険適用でレンタル可能(自己負担1割~3割)。
介護用シャワーチェア
• 役割: 入浴時の転倒を防ぎ、安全かつ快適に座ったままシャワーを浴びることをサポートする。
• 感想: 肘掛けに折りたたみ機能があり、浴室のスペースに合わせて使いやすいです。背もたれと肘掛けがあるため、安心して体を預けられ、長時間座っていても疲れにくいです。
• おすすめポイント: 私が使用しているのは「睦三のシャワーチェアLW」([商品リンク])。防カビ加工が施されており、手入れがしやすく、安全性も抜群です。
• 費用: 購入で約7〜10万円、介護保険適用で購入補助が受けられる場合があります。
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