映画には、人の心を動かす力があります。特に、車いすユーザーとしての視点で見ると、共感できるストーリーや新たな気づきを与えてくれる作品がたくさんあります。今回は、車いすユーザーのわたしが「観てよかった!」と感じた映画を3本厳選してご紹介します。
スーパーマン クリストファー・リーブの生涯(2004年)
ヒーローから車いすユーザーへ、闘い続けた男の軌跡
映画『スーパーマン』で世界的に知られる俳優クリストファー・リーブ。彼は落馬事故によって首から下が麻痺し、車いす生活を余儀なくされました。しかし、その後は障がい者支援の活動家として精力的に活動し、多くの人に勇気を与えました。このドキュメンタリーでは、彼の苦悩や希望、そして「真のヒーロー」としての姿が描かれています。
わたしより重度の障がい者でありながら、社会復帰してからの活動が尋常でなかったことに驚くとともに感動すらしました
最強のふたり(2011年)
感動と笑いが詰まった実話に基づく友情物語
フランス発の感動作。事故で首から下が動かなくなった富豪と、スラム出身の介護人が織りなす友情を描いた実話ベースの物語です。シリアスなテーマながら、ユーモアたっぷりの掛け合いが魅力。障がいを持つ人とそうでない人の間にある「壁」を軽やかに乗り越える二人の姿が、多くの人の心を打ちます。
序盤はよくある展開でしたが、中盤からの流れが感動すら覚えました
世界一キライなあなたに(2016年)
人生の選択を巡るラブストーリー
事故で車いす生活になった青年と、彼の介護を担当することになった女性のラブストーリー。人生に絶望していた彼が、彼女と過ごすことで少しずつ変わっていきます。賛否の分かれる展開ですが、「障がい者としてどう生きるか」というテーマを真正面から描いている点で、多くの議論を呼んだ作品です。
ある方がYoutubeでおすすめしていたので見たのですが、特に障がい当事者にはこれはかなりキツかった
まとめ
映画を通じて、車いすユーザーの視点や想いを知ることができます。感動や共感だけでなく、新たな気づきを与えてくれる作品ばかり。ぜひ、気になった映画をチェックしてみてください!
コメント