この記事を読んでほしい人
- 車いすを使っていて新幹線に乗る予定がある人
- 家族やヘルパーとして介助をする人
- 東京駅から東海道新幹線に乗る計画がある人
この記事のまとめ
- 新幹線は車いすでも予約すれば安心して利用できる
- 車いす対応の座席・スペースがある
- 東京駅には専用待合室があり混雑を避けられる
- 事前に流れを知っておくとスムーズに移動できる
東海道新幹線に車いすで乗る流れ
私は頸髄損傷で車いすを使っています。先日、東海道新幹線に乗りました。最初は「予約の仕方」「座席やトイレの位置」など不安もありましたが、実際に利用するとサポートが整っていて安心できました。
予約の方法
車いす対応座席はインターネット予約(EX予約など)だけでは取れない場合があります。
みどりの窓口での予約か電話が基本です。
窓口では「車いす利用」「付き添いの有無」を伝えれば、車いす対応スペースを確保してもらえます。私は事前に電話確認をしてから行ったので、スムーズに手続きできました。
切符の受け取り
切符は基本的に窓口で受け取る形になります。券売機だと車いす対応座席は表示されないことが多いです。
間違いなく時間がかかるので、当日は余裕をもって出発の1時間前から手続きしましょう。
東京駅の専用待合室
東京駅には体の不自由な方や車いすユーザー向けの専用待合室があります。
広くて静かで、車いすでも動きやすい設計。混雑する東京駅のホームで長時間待たなくて済むので、とても安心できました。出発時刻が近づくと、係員が迎えに来てスロープを準備してくれます。
車いす対応座席とスペース
実際の車内の様子


こちらは車いす専用のスペース付き座席です。床に青い車いすマークがあり、ここに車いすを置けます。座席の一部は回転・収納できるので、介助者が隣に座ることもできます。
新しい車両(N700Sなど)では、車いすを複数台並べられる広いスペースもあります。窓側にはコンセントがあり、電動車いすの充電にも対応しています。
実際に乗ってみた感想
- スタッフがホームで待っていて、スロープを使ってスムーズに乗車できた
- 揺れに備えて車いすを固定するベルトがあり安心
- トイレの場所が少し遠い場合があるので、乗車前に確認しておくと良い
車いすユーザーが新幹線を使うときのコツ
- 早めに予約する
座席数が限られているので、早めに確保することが大切。 - 駅員に事前に伝える
乗車・降車駅のスタッフに伝えておくと、当日スムーズに案内してもらえる。 - 東京駅の専用待合室を活用する
混雑を避けられるので、安心して出発を待てる。
まとめ
東海道新幹線は、車いすユーザーでも安心して利用できるよう工夫されています。ただし、一般の座席とは違って予約や準備が必要なので、事前の計画が大切です。
私自身、東京駅の待合室を利用し、車いすスペースに座って快適に移動できました。旅行や出張で新幹線を利用する方は、ぜひ参考にしてください。
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