駅の改札を通るとき、「ほかより幅が広い改札」が置いてあるのを見たことはありませんか。
私の最寄りの駅にもあり、電動車いすの私はいつもそこを通っています。
この幅が広い改札は、鉄道会社がバリアフリーのために設置しているワイド改札(幅広改札)と呼ばれるものです。
📌ワイド改札とは?
ワイド改札とは、車いす、電動車いす、ベビーカー、旅行用の大きなスーツケースなど、
「普通の改札では通りにくい人」が使いやすいように作られた改札です。
幅はおよそ90〜100cmほどあり、一般的な改札よりしっかり広く作られています。
👍なぜ幅が広い改札が必要なの?
普通の改札は幅が狭く、車いすやベビーカーでは通れないことがあります。
しかし、移動のしやすさは多くの人にとってとても大事です。
そこで作られたのがワイド改札。特に車いすユーザーにとっては、駅を安心して利用できる命綱のような存在です。
また、旅行や帰省でスーツケースを持っている時もワイド改札を使うとスムーズです。
鉄道会社は年々バリアフリーを進めており、ワイド改札はその代表的な設備のひとつです。
🔍こんな人に便利
- 電動車いす・手動車いすの利用者
- ベビーカーを押している人
- 大きな荷物を持っている旅行者
- 松葉杖を使っている人
🔔駅員さんを呼べるボタンが付いていることも
多くのワイド改札には、そばに駅員呼び出しボタンがあります。
介助が必要なときや、切符のトラブルがあるときにすぐ駅員さんを呼べるので、とても安心です。
📍ワイド改札はどこにある?
ほとんどの駅では、改札口の端(左右どちらか)に設置されていることが多いです。
私の最寄り駅でも、左側の端にワイド改札があり、毎回そこを通るようにしています。
🚆まとめ:ワイド改札は誰にとっても使いやすい入口
ワイド改札は「特別な人だけが使う場所」ではありません。
車いすやベビーカーだけでなく、大きな荷物を持っている人にとっても便利で、誰でも安心して利用できる入口です。
駅をもっと使いやすくするための大切なバリアフリー設備のひとつと言えるでしょう。
あなたのよく使う駅でも、きっと端の方にワイド改札があると思います。
見つけたらぜひ意識してみてください。普段は気づかなくても、多くの人の「移動の自由」を支えている設備です。


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