こんにちは!
頸髄損傷になると、排尿や排便のコントロールが思うようにいかなくて悩むこと、ありますよね。最初は「え、こんなことまで気にしなきゃいけないの⁉」と驚くことも多かったですが、いろいろ試してみるうちにコツがわかってきました。
このブログでは、排泄の悩みを少しでもラクにするための工夫を、実体験を交えながらシェアしていきます!
排尿コントロールってどうして難しいの?
頸髄損傷になると、膀胱が自動運転みたいになってしまい、こんな問題が出てきます。
• 尿が出ない…(膀胱にたまるけど、勝手に出てくれない)
• 尿が漏れる…(我慢できず漏れる)⬅️わたしはコレ!
• 感染しやすい…(膀胱に尿が残ると、バイ菌が増えやすい)
「思うようにコントロールできない!」とイライラすることもありますが、大丈夫。管理方法はいくつかあります!
私が試した排尿管理法
▶ 自己導尿(間欠導尿)
• 1日4〜6回、カテーテルを使って尿を出す方法
• メリット:感染リスクが低い、自分のペースでできる
• デメリット:最初はコツが必要、外出時はちょっと面倒
※多少、下腹部に感覚がありわたしにはコレは痛くて無理でした
▶ バルーンカテーテル(留置カテーテル)
• 24時間つけっぱなしのカテーテル
• メリット:トイレに行く必要なし
• デメリット:長期間使うと感染しやすい
※コレも痛くてずっとつけているのが無理でした
▶ 薬を使う
• 尿をためやすくする薬、膀胱の動きを抑える薬などを使うと、失禁しにくくなることも
※コレは今も処方してもらっています
▶ 車いす上で尿瓶を使う⬅️今はコレです
• 尿意が若干あり、したくなったら車いす上で尿瓶をあてる!(国リハで練習しました)
※慣れるまで何度も失敗したり、我慢できずに漏らしたりしました(かなり凹みました)
排便コントロールはどうする?
頸髄損傷になると、腸の動きも鈍くなってしまうことが多いです。
• 便秘になりやすい(動かないと腸も動かない)
• 便意がわかりにくい(出したいタイミングがつかめない)⬅️わたしはコレ
• 腹圧がかけれない…(出し切るのが難しい)
私が実践している排便管理
▶ ① 排便リズムを作る
• 毎日同じ時間にトライ!(朝ごはんの後とか、ルーティン化すると出やすい)
▶ ② 食事と水分を工夫する
• 食物繊維をとる(朝、イージーファイバー 夕、プルーンがオススメ)
• 水をしっかり飲む(1.5〜2Lくらいが目安)
▶ ③ 薬や座薬を使う
• 便を柔らかくする薬(マグミット)を飲む
• 座薬(レシカルボン坐薬)を使ってスムーズに出す
• 浣腸や摘便も、必要なときに
最初は調整が難しいけど、続けると体がリズムを覚えてくる!
精神的にしんどいときは?
排泄って毎日のことだから、うまくいかないと落ち込むこともありますよね。
• 「トイレのことで外出が不安…」
• 「また失敗しちゃった…」
• 「なんでこんなに手間がかかるの⁉」
でも、焦らなくて大丈夫。試行錯誤しながら、少しずつラクにできる方法を見つければOK!
私も何度も失敗しましたが、「このやり方ならうまくいく!」というのがわかってくると、気持ちがすごくラクになりました。
• 家族や介助者と話す(一人で抱え込まない!)
• 医師や専門家に相談する(いいアドバイスをもらえることも)
• 「完璧じゃなくていい」と思う(100%思い通りにいかなくてもOK!)
おすすめグッズ&アイテム
日々の排尿、排泄管理をラクにするために、便利だったものを紹介します!
• 収尿器(コンビーン)長時間の外出や初めて行くところには超便利!)
• 吸水パッド(不安なときのお守り代わりに)
• 安楽尿器(就寝時、ベッド上で排尿する時に!)
• 坐薬挿入器(手に麻痺があり、国リハで作ってもらいました)

⬅️坐薬挿入器
使ってみると「これ、めっちゃ便利!」と思うものがあるので、いろいろ試してみるのもアリです。
まとめ:自分に合った方法を見つけよう!
頸髄損傷による排尿・排便の問題は、完全に自由になるのは難しくても、工夫次第でかなりラクになります!
• 試しながら、自分に合ったやり方を見つける
• 「こうしなきゃ!」と決めすぎず、柔軟にやってみる
• 完璧を求めず、「うまくいけばラッキー!」くらいの気持ちで
最初は大変に感じるかもしれませんが、コツがつかめれば日常生活のストレスも減ります。
このブログが、少しでも参考になれば嬉しいです!
「こんな工夫してるよ!」というアイデアがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。
では、また!
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