テニス中の事故で頸髄損傷に至った経緯

テニス中の事故

こんにちは 今回は、わたしがなぜ頸髄損傷になったのかを書いていきます。

私はもともと身体を動かすのが好きで、友人やテニススクールの皆さんと遊びで日々の練習や試合を楽しんでいました。しかし、ある日突然、その日常が一変する出来事が起こりました。

事故当日、いつものプレーが一瞬で悪夢に

その日はいつもと同じように、仲間とテニスを楽しんでいました。終了時間間近にボールを追いかけて勢いよくコート外に飛び込みました。しかし、予想外のことが起こります。飛び込んだ先に(事故の後家族が現場を見てきたそうで、恐らく)金具があり頭を強く打ちつけてしまったのです。

診断結果:硬膜外血腫と頚椎骨折(C6)

事故直後、あちゃーやってしまったと意識はあったものの、足の痙攣とともに意識が薄れていきました。(ここからは家族の証言)救急搬送され、CTやMRIなどの検査を受けた結果、左側頭部の硬膜外血腫C6の頚椎骨折との診断。

医師からは「このままでは命の危険もある」と告げられ、即座に緊急手術が行われました。(家族に連絡を取るところにも話がありますが長くなるので割愛)幸い、血腫の除去は成功。しかし、頚椎損傷の影響でC6頸髄損傷、手足に麻痺が残ってしまいました。

C6頸髄損傷による身体への影響

C6の損傷は、四肢麻痺になり首から下の運動機能に大きな影響を与えます。事故後、私は腕をなんとか動かせる程度で、手指の細かい動きは困難。自力での歩行もできなくなりました。それだけでなく、排泄障害や汗が上手くかけなくなりました。

「まさか、私が…」と最初は信じられませんでしたが、今は目の前の課題やリハビリを通じて少しずつできることを増やしています。

今、そしてこれからの人生

この事故で、私の人生は大きく変わりました。テニスをすることはもう難しいかもしれません。でも、スポーツへの情熱は今も心の中に生きています。

リハビリを通じて、日々新しい発見や学びがあり、周りの人達に支えられ、これからの人生に対してやっていけるかなと思い始めています。

同じ境遇の方へ伝えたいこと

もし、似たような経験をした方がこの記事を読んでくださっているなら、伝えたい言葉があります。

「いまは辛く苦しいと思います。ただ、目の前の課題に目を向けてください。どうすればクリア出来るかということをやっていくうちに絶望の中にも道はある」

事故や病気で人生が変わってしまっても、新しい道を歩むことはできます。私もその途中にいますが、この経験をブログで発信しながら、誰かの励ましになれたらと願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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