対象者と結論
- 対象者:車いすで生活している人・移動手段としてタクシーを使いたい人
- 結論:タクシーは便利だけど、雨の日や週末は注意が必要。予約時に「屋根のある乗車場所」を伝えるのがコツ。断られても、あきらめないで準備すれば活用できる!
車いすでタクシーを使うときの「ちょっと困った話」
車いすで生活していると、どうしても電車やバスよりもタクシーが便利な場面がありますよね。
体調がすぐれない日、買い物が多い日、天気が悪い日…そんなとき「今日はタクシーにしよう」と思うこと、私にもあります。
でも、スムーズに使えないこともあるんです。
雨の日にタクシー予約 →「屋根のない場所では無理」と断られた
ある雨の日のこと。
「今日は雨も強いし、車いすで移動するのも大変だな」と思って、車いす対応のタクシーを予約しようと電話しました。
すると、返ってきたのはこんな言葉。
「申し訳ありません。屋根のある場所でないと対応できません」
えっ?となりました。
理由を聞くと、リフトやスロープでの乗車になるため、屋根がない場所だと濡れてしまうし、安全にも問題があるとのこと。
それ以来、私はタクシーを呼ぶのが嫌になり、しばらく使っていませんでした。
でも最近、「もしかして、事前にちゃんと伝えれば、また使えるかも」と思うようになったんです。
週末は予約が取りにくい
もうひとつ、覚えておいてほしいのが週末の予約の難しさです。
車いす対応のタクシーは、台数が限られています。
そのため、土日祝日はとくにすぐに予約が埋まってしまうことが多いです。
あるときなんて、金曜の時点で「土日の空きはありません」と言われてしまいました。
それでも「使える方法」はある!
じゃあ、車いすユーザーはタクシーをあきらめるしかない? いえいえ、ちょっとした工夫で改善できることもあります。
私が考えた・聞いた「タクシー活用のコツ」
- 予約の電話では「屋根のある乗車場所」をあらかじめ伝える
(例:病院のロータリー、屋根付きの施設出入口など) - あらかじめ場所を調べておく
Googleマップで「屋根のあるタクシー乗り場」などを確認 - 週末利用は早めに予約する or 平日に変更する
平日は比較的予約が取りやすいです - 介護タクシーという選択肢も検討する
一般のタクシーよりも融通が利く場合もあります
まとめ|一度は断られたけれど、また使ってみようと思えるように
「雨の日に予約を断られた」あの一件以来、私はしばらくタクシーを避けてきました。
でも、「工夫すればまた使えるかも」と思い直しています。
移動の選択肢がひとつでも増えることは、自分の行動範囲を広げることにつながります。
もし同じような経験をした方がいたら、私のようにまた一歩踏み出してみてください。
きっと、少しずつ道は開けていきます
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