対象者と結論
対象者
- 手に麻痺や握力の低下がある方(頸髄損傷、脳卒中後など)
- 歯間ケアを続けたいけど道具選びに迷っている方
- 奥歯の隙間や歯周病予防に力を入れたい方
結論
- 「LION 歯間ブラシ SS」で狭い歯間もスムーズにケア
- 「Y字型デンタルフロス」で奥歯を含め全体をしっかり清掃
- 歯みがき前に使うことで汚れを効率よく落とせる
歯医者の指摘から始まった歯間ケア
頸髄損傷で手に麻痺がある私にとって、歯ブラシだけでのケアが精一杯でした。
しかし定期検診で、
「歯ブラシだけでは歯の間の汚れは取りきれません。歯間ブラシやフロスも使いましょう」
と言われ、道具探しをスタート。細かい動きが苦手な私でも使える2つのアイテムにたどり着きました。
1. LION 歯間ブラシ SS(スーパースリム)
特徴
- 極細タイプで狭い歯間にもスムーズに入る
- 太めのグリップで滑りにくく、握力が弱くても持ちやすい
- ワイヤー部分を曲げられるので奥歯のケアも可能
私の使い方
- 上の歯だけに使用(下の歯はフロスで対応)
- 朝と夜、歯みがき前に必ず使用
2. Y字型デンタルフロス
写真のフロスはY字型で柄が長め。
手が思うように動かなくても、手のひら全体で握って使えるのがポイントです。
特徴
- フロス部分がピンと張っていて、ゆるみにくい
- 奥歯の間にも入れやすいアーチ形状
- 30本入りで繰り返し使えるタイプ
私の使い方
- 朝と夜、歯みがき前に全ての歯間に使用
- 奥歯は特にゆっくり動かして歯ぐきを傷つけないようにしている
継続のための工夫
- 特別な補助器具は使わず、シンプルな形のまま使用
- 歯みがき前に必ず行うと決めることで習慣化
- 上の歯は歯間ブラシ、全体はY字型フロスでカバー
- 時間をかけすぎず、無理のない範囲で行う
まとめ|できる範囲で続けることが大事
手に麻痺があると、「細かいケアは無理」と思いがちですが、道具と使い方を自分流にすれば十分可能です。
LION歯間ブラシSSとY字型デンタルフロスは、私の口腔ケアを支える大事なコンビです。
歯は一度失うと戻らない。
今日のケアが未来の笑顔を守る。
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